オートレース34期生卒業式 松尾彩「新人賞目指す」

[ 2019年6月6日 05:30 ]

走路内でガッツポーズを決めるオートレース第34期生の女子5人。(左から)本田仁恵、信沢綾乃、松尾彩、桝崎星名、早川瑞穂
Photo By スポニチ

 オートレース第34期生の卒業式が5日、茨城県下妻市の選手養成所(筑波サーキット内)で行われた。

 選手登録証を受け取った20人は順次、プロデビューを果たす。養成期間の最優秀賞は上和田拓海(22=川口)。「全日本ロードレースJ―GP2」年間ランキング6位(16年)の実績を持つ上和田は答辞で「公正かつ安全なレースを心掛けて、オート界の新たな力になれるよう頑張りたい」と力強く誓った。

 一方、女子レーサーはこれまでの11人に、女子初の優秀賞を獲得した松尾彩(30=山陽)ら5人が加わって計16人となる。松尾は「(9カ月間の訓練は)長かったけど、やっとプロになれる。新人賞を目指す!」と引き締まった表情で抱負を語った。なお、信沢綾乃(20=川口)、米里崇徳(23=浜松)、石本圭耶(19=飯塚)、早川瑞穂(27=山陽)の4人は訓練中のケガによりデビュー日が未定となっている。

続きを表示

2019年6月6日のニュース