【高松宮記念】スマッシュ父子制覇へ加速!馬なりで12秒4

[ 2019年3月21日 05:30 ]

<高松宮記念>坂路で軽快な動きをみせたダノンスマッシュ  (撮影・平嶋 理子)
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 国内外でG1・6勝を挙げたロードカナロアを父に持つダノンスマッシュが父子制覇に挑む。坂路での追い切りは全くの馬なりだったが、それでいて4F51秒3~1F12秒4。騎乗した北村友は「リラックスして気持ちよく走っていたし、フレッシュな感じ。僕自身も(中央で初の)G1勝利が懸かっていますけど、何よりもダノンスマッシュという馬に乗れることがうれしいです」と納得の表情だ。

 昨夏の北海道で短距離に路線変更して以降は重賞2つを含めて3勝、2着1回とほぼ完璧な結果を残している。安田隆師は「トモ、腰の緩さが解消された。完成しつつありますね」と成長を実感。京阪杯とシルクロードSを制し、4歳の高松宮記念に挑むのはロードカナロアと同じローテ。3着に終わりG1初制覇は秋に持ち越しとなった父を超えることができるか。

 トレーナーは「偉大すぎる父なので追い越すのは無理でも、肩を並べるところまでは行ってほしいですね。カナロアは(4歳時は)勝てませんでしたけど、父が成しえなかった夢をスマッシュに託したいです」と期待を口にした。

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2019年3月21日のニュース