【エ女王杯】カンタービレ 中3週ローテで充実「疲れない」

[ 2018年11月7日 05:30 ]

坂路でキャンター調整するカンタービレ
Photo By 提供写真

 充実一途の3歳馬カンタービレは秋華賞3着から中3週のローテーションで女王の座を狙う。担当の松田助手は「ローテも決まっていましたから。疲れもないですし、前走と同じパターンで引き運動とプールで調整。追い切りは坂路でやっています。調整をパターン化したことで、馬も理解してくれている」と順調な調整過程から手応えをにじませた。

 秋華賞はそれまでの先行策から一転、後方で脚力を温存する作戦に出た。末脚勝負でアーモンドアイに立ち向かったが、差は詰まらず3着。それでも3冠牝馬の末脚(上がり最速33秒6)に食らいついた内容は目を引いた。上がり33秒9は全体で3番目。世代上位の能力があることを証明し、戦法の幅を広げた意義は大きい。3歳馬は近5年で2勝(13年メイショウマンボ、17年モズカッチャン)。重量2キロ差を生かして、悲願のG1初Vに挑む。

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2018年11月7日のニュース