【エ女王杯・水曜追い】ノームコア 単走でド迫力デモ

[ 2018年11月7日 19:15 ]

 ノームコア(牝3=中竹)はWコースで単走追い。前日の雨で馬場は悪かったが、迫力十分に4F53秒1〜1F12秒9で駆け抜けた。発達したトモ(後肢)の筋肉は目を引いた。萩原師は「ひと夏越して(トモが)しっかりしてきたが、前走は思いのほか動いた。春との大きなギャップに驚かされた」。その前走・紫苑Sはレースレコードを1秒7も塗り替えて、後続に3馬身差のぶっちぎりだった。

 馬名の意味は「究極の普通」。池谷誠一オーナー(都内でテレビ制作会社経営)は「普通」と名付けた理由をこう明かす。「特長がない、ごく普通の馬だったので、それならノームコアにしようと…。馬主が気負った馬名をつけて名前負けしてもいけないから」。ダイナマイトダディ、アデイインザライフなどの所有馬で重賞を制した同オーナー。「ここまで“法外な結果”を残してくれましたが、今回は初のG1、初の古馬相手、初の長距離輸送と初物尽くし。ルメールの騎乗が唯一のセールスポイント(笑い)」と語っていた。

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2018年11月7日のニュース