【エ女王杯・水曜追い】リスグラシュー モレイラも絶賛の動き

[ 2018年11月7日 17:05 ]

 悲願のG1タイトルへ、リスグラシュー(牝4=矢作)が栗東坂路を快走した。モレイラを背に、オープン馬リーゼントロックとの併せ馬残り1Fを待たずして、パートナーを置き去りにした。馬なりのまま4F52秒0の好タイムを楽々と叩き出した。

 「ハッピーな状態だね。健康そうな体つきだし、グッドコンディションだ」。モレイラは、満足そうに続けた。「イメージと違って前向きな馬。走りたいという気持ちがあふれているよ」。見守った宮内助手も「先週、しっかり負荷をかけた(坂路で4F51秒5)ので、サラッと流す程度。それでもこれだけの時計が出るのは具合がいい証拠。カイ食いも安定している」と仕上げに胸を張る。

 G1は7度挑戦して2着4回を数える。リスの夢、そしてモレイラ自身の悲願でもあるJRA・G1制覇へ。“マジックマン”が、どんな魔法を繰り出すか。

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2018年11月7日のニュース