【チャンピオンズC】リッキー“4度目の正直”へ鋭伸12秒1

[ 2017年11月30日 05:30 ]

チップを蹴り上げCWコースコースで追い切るコパノリッキー
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 ダートの頂上決戦「第18回チャンピオンズC」の追い切りが行われ、単独最多のG1・11勝目を狙うコパノリッキーはCWコース単走で5F69秒4〜1F12秒1と鋭い伸び脚を披露。中央ラストランに向け、万全の態勢を整えた。また、昨年2着のアウォーディーはCWコース併せ馬でいっぱいに追われる意欲的な仕上げで雪辱Vを狙う。 チャンピオンズC

 王者の闘志に火が付いた。CWコースの3角手前。コパノリッキーは外から他厩舎の馬に追い越されると、これに反応した。行く気になるのを鞍上ががっちり抑えて直線へ。馬なりながら前進気勢あふれるフォームでラスト1Fは12秒1と鋭く伸びた。他馬との絡みは誤算と言えば誤算。村山師は「ムキになって鞍上は引っ張るのが大変だったみたい」と明かすが、それだけ気合が乗っているということ。それでこそリッキーだ。

 チャンピオンズCは過去3年とも完敗。“4度目の正直”に向け、臨戦過程を変えてきた。これまで全て中距離のJBCクラシックからの参戦だったが、今年はJBCスプリントを選択。キャリア31戦目で初の1200メートル戦は2着惜敗も、さすがのスピードでファンをうならせた。師は「本来のスピードあるリッキーに戻したかった」と狙いを説明。「行きっぷりが良くなっているし、(前々走の)南部杯の時は自分から動けず併せ馬をして仕上げたが、今回は併せ馬をする必要もない。いい状態で臨めそう」と効果を感じ取っている。

 年内での引退が決定済み。これまでホッコータルマエと並ぶG1・10勝を挙げており、東京大賞典との残り2戦に単独最多Vが懸かる。中央ラストランに向け「記録はもちろん意識する」と師は意欲満々。同じ舞台の15年東海Sでは4馬身差の完勝を収めており、舞台適性そのものはあるはず。「先行した時のリッキーは強い」と話す師は逃げの可能性を問われると「十分考えている」と答えた。本来の闘志が戻って本来の先行策なら。今度こそ名古屋のファンにも強いリッキーを見せられる。

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