【有馬記念】ヴィクト8着…粘り欠き連覇夢散

[ 2011年12月26日 06:00 ]

 連覇を狙った今春ドバイワールドC覇者ヴィクトワールピサは8着。12キロ増と体は張りを増し、2番手の絶好位をキープしたが直線は粘りを欠いた。デムーロは「いい位置を運べたし、ペースもこの馬向きだったと思う。いけると思って直線は追ったが…。最後は荒れた馬場も苦にしたかな」と無念の表情で振り返った。

 結果次第で種牡馬入りの話も出ていたが、角居師は「レースはこの馬の得意の形。体重がプラスだったのもいい傾向。今後はオーナーサイドと相談して」と進退については保留した。生産者の社台ファーム・吉田照哉代表は「年を取った感じもないし(来春3月の)ドバイあたりでは体調も良くなるのでは…。市川オーナーとも相談しますが、焦ってはいない」と話し、現役続行に前向きに話していた。

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2011年12月26日のニュース