【ラジオNIKKEI賞】ガルーダはね返した

[ 2009年7月2日 06:00 ]

 あふれるスピードを見せつけた。3勝馬ストロングガルーダは久保田師自ら手綱を取り、Wコース。サウスクリヨン(3歳500万)を5馬身追走し、フレンチノワール(4歳1000万)から1馬身半先行した。4コーナーでは2頭に挟まれる厳しい形。しかし、サウスを競り落とし、追い上げてきたフレンチと併入に持ち込んだところがゴール。ラスト1F13秒0だったが、軽快な動きだった。

 「中2週だし、調整程度。馬は仕上がっており、相手に合わせて気持ち良く走らせただけ」と久保田師は涼しい顔。「小回りなら1800メートルも問題なく、体調もいいね。ハンデもこんなものだろう」と自信を見せた。ただ、曇り空にはしぶい顔。「ずっと雨だねえ。福島の馬場はあまり良くないし…。良馬場の方がいいんだが」。4勝目での重賞Vへの鍵は、天候が握っているようだ。

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2009年7月2日のニュース