杉村太蔵 トランプ氏人気に一定の理解「バイデン何もやってないという声わからなくはない」

[ 2024年3月23日 17:30 ]

杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が23日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMGT」に出演し、米大統領選で共和党のトランプ氏を支持する有権者の気持ちを「わからなくはない」と理解を示した。

 米国では共和党内からは圧倒的な支持を集めているトランプ氏。ただ、無党派層からの支持は伸び悩んでいる状態で、日本でもトランプ氏の大統領就任はリスクと考える人が多く「もしトラ(もしもトランプがなったら)」などの言葉が拡散されている状況だ。

 杉村は「トランプさんは自分たちが何となく不満に思っていることをバーンと言ってくれる」と歯に衣着せない発言で満足感を与えていることに成功していると考える。「例えば不法移民の問題がある。大量に入ってきて治安も悪くて、バイデン何やってんだって話になっているが、これについても出ていってもらうという公約を出した」と指摘。「中国の安いものが入ると困るからものすごい関税かけます!とか、できるかできないかはさておき、私たちにわかりやすい対策を出してくれる」と、支持者の代弁者として非常に優秀であるという考えを示した。

 一方で国際社会への対応はどうか?杉村は「バイデンさんになってから北朝鮮は何発ミサイル撃ったんだとか、バイデンさんになってからロシアがウクライナに侵攻したとか、あの人は何もやってないという声もわからなくはない」と語った。

 これについて共演の辛坊治郎キャスターも「確かにトランプは大統領になったら、1日でウクライナ戦争を終わらす!と言ってるけど、本当に終わらせるかもしれない」と予想した。その方法論として「一番簡単なのは、アメリカはウクライナに1円も出しませんと言ったら戦えなくなる。ウクライナの領土の2割くらいはロシアのものになるけど、戦争は確実に終わる」と指摘。ただ「それでいいのか?って話ですよね」とも付け加えた。

 一方の杉村は「それでいいという判断もありだと思います。犠牲者も増え続けるし、勇気ある撤退というのはローマ法王も言ってるくらいですから」と持論を述べていた。

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