東野幸治 優勝争い白熱の大相撲が情報番組で取り上げられず不満 自身MCのワイドナショーでも扱えず

[ 2024年3月23日 12:51 ]

東野幸治
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 お笑いタレントの東野幸治(56)が22日深夜放送のパーソナリティ―を務めるABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。最近ハマっているという大相撲が情報番組で取り上げられないことに不満を示した。

 番組の冒頭から「いや~、盛り上がってますね、大相撲。夢中で見ております」と語り始め、番組のタイトルコールも「東野幸治のはっけよーい残った~」と勝手に変更してコールした。これには聞き役を務めている放送作家の渡辺あつむ氏(落語家の桂三度)も「いやいや、全部おかしいです」と苦笑い。

 前週、渡辺らと大相撲大阪場所を観戦に出かけた東野は「(王手をかけた)尊富士と(大ファンの)大の里がずっと併走状態で、さあどうなるというところで。なぜ相撲を(放送)しないんだと。こんなに相撲が盛り上がっていて、宇良さんが登場したらどよめきが起こるくらいに盛り上がっているのに、どの局、どのチャンネルを昼間に見ても(放送していない)。もうちょっと相撲を取り上げてもらってもええんちゃいますの」とテレビ各局に大相撲ニュースを取り上げるように訴えた。

 昼間の各局が大相撲を扱わないため「自分で調べないといけない。(スマホの)小さい画面で(しか取り組みを見られない)。なかなかリアルタイムで見られないけども、とにかく面白い。56歳でやっと気づきました。相撲っておもしろいって」と笑った。

 中学時代はスポーツ新聞の星取り表をチェックし、どっちが勝つか予想していたことも明かした東野。「めちゃくちゃ詳しかった。ずっとやっていて、高校くらいでしなくなって、そこから若貴ブームを見たり、また離れて朝青龍を見ながらっていう。ここにきて相撲を見に行って」と離れた時期こそあるものの、定期的に大相撲を追いかけてきたことも明かした。

 1914年夏場所の両国以来110年ぶりとなる新入幕優勝に王手をかけた尊富士についても「こつこつはい上がってきた力士。空港で飛行機に乗る前に調べました。青森県出身で幼稚園の頃から相撲をやっていて、歩いて中学、高校に通うんですけど、青森は冬が寒いじゃないですか。着いたらまわしが凍ってるんですよ。凍ったまわしをつけて、稽古前にスクワット1000回して解凍するんですって」と紹介した。

 さらに「(2差で追う3敗の)豊昇龍は朝青龍の甥っ子。朝青龍から相撲やれって言われたけど嫌やってレスリングで日本の高校に留学したんです。レスリングで入ったけど相撲を見て相撲をやりたいってなって転校したんです。それで高校を卒業して入門すると。尊富士は高校卒業して大学に行って、大学でもケガをして凄い成績を残せない。先に入った豊昇龍がどんどん番付上がっていって大関になった。こっちは下から新入幕で戦った」と2人のライバル関係も説明した。

 自身が出演する「ワイドナショー」についても「相撲やらないんですかって言う勇気もないしさ。メインMCやけど、ホワイトボードにはメジャーリーグどーん、ゴジラの監督やってくるどーん、スタジオでドローンの技を見せてくれるっていうのがどーんって隙間がないんですよ。尊富士が入るところないってこっちも言えないのよ。見てるのが俺しかいなくて全員がきょとんとする可能性もあるのでグッとこらえてホンモノラジオ行きやな、と」と苦笑いした。これには渡辺も「墓場みたいに言うな」とツッコんでいた。

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