萩谷麻衣子弁護士 不倫謝罪の広瀬議員に「フランス研修の時も…本当に軽率な認識しかないんだなと」

[ 2024年3月6日 13:07 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 弁護士の萩谷麻衣子さんが6日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。不倫を認め、謝罪した自民党の広瀬めぐみ参院議員(57=岩手選挙区)について言及した。

 広瀬氏をめぐっては、昨年10月、カナダ出身の50代サックス奏者とレストランで食事後、自身が運転する赤いベンツで東京・歌舞伎町のラブホテルに移動し、一緒に宿泊したとして週刊新潮に「赤ベンツ不倫」と報じられた。

 広瀬氏は5日に自身の地元・岩手県内で不倫報道後、初めて取材対応し「相手の方との関係については報道されている通り、事実でございます」と認め謝罪。党岩手県連の副会長を勧告を受けて辞職したことを明らかにした。一方で、議員辞職や離党については否定。会見はわずか7分間で打ち切った。

 2022年の初当選後、広瀬氏は、松川るい参院議員(大阪選挙区)が「エッフェル姉さん」として批判を浴びた昨年7月の自民党女性局のフランス研修にメンバーの一人として参加。不倫報道後は現在放送中のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」で多用されて話題になっている昭和の流行語「チョメチョメ」にちなんで「チョメ姉さん」とネット上で呼ばれていた。

 萩谷弁護士は「不倫はダメでしょう。不倫というのは民法上、不法行為で違法な行為。国会議員というのは、法律をつくる立場にいる者であって、やはり芸能人の不倫なんかより社会的な性質が全然違うと思う」と指摘。そして、「この方、(自民党の)女性局の役職を降りるようですけれども、辞職はしない、離党もしないで議員を続けるということのようですが、女性局の役職を仮に降りたとしても、それは女性局に対して迷惑をかけたということの責任をとっただけであって、国民に対して何らかの責任をとったということには全くなっていない。党からも何の処分もないということであれば、全く示しがつかないと思う」と言い、「フランス研修の時も、物価高で国民が苦しいということを本当に重く受け止めていたら、これだけフランスで観光して楽しんでますというような写真をSNSにあげることはできないと思う。本当に軽率な認識しかないんだなということを強く感じました」と切り捨てていた。

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