金子恵美氏 政治資金問題で告発された岸田首相に「国民は主体的に問題を解決してくれると期待している」

[ 2024年3月6日 09:30 ]

金子恵美氏
Photo By 提供写真

 元衆院議員の金子恵美氏(46)が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。2022年に岸田文雄首相の就任を祝う会を主催した団体が、収益の一部とみられる資金を岸田氏の関連政治団体に寄付していた問題で、政治資金規正法違反の疑いで岸田氏と後援会代表者ら4人の告発状が広島地検に提出されたことに言及した。

 告発したのは、神戸学院大の上脇博之教授で、2月29日付。告発状によると、22年6月12日に広島市内のホテルで開かれた会は、岸田氏の後援会が主催する政治資金パーティーであったにもかかわらず、任意団体と偽って開催した。また後援会の政治資金収支報告書には支出した約340万円も、寄付した約320万円も記載がなく、報告書への虚偽記入に当たるなどとしている。

 岸田氏はこれまでの国会答弁で祝う会について「(広島県)知事や地元の経済界、政財界の皆さんが発起人となって開催した純粋な祝賀会であると認識している」などとし、政治資金パーティーには該当しないとの認識を示している。

 金子氏は「今回のこのパーティーを岸田総理が政治資金パーティーではないと国会でも答弁しているわけですよね。ただ私は、この告発をされたという今回のことに関して言うと、政治とカネに関して国民の皆さんが怒り心頭の中で火に油を注ぐタイミングだなとも思う」と指摘。「本人が、これは地元政財界によって開いていただいたパーティーで、政治資金パーティーではないといくら言っても、告発されたというニュースが入ると、国民の皆さまは疑義を持たれると思う」とし、「1番は、今、政治とカネの問題を何とか改革しないといけない、改善しないといけないと言って、先頭に立ってやっているはずなのであれば、政治資金パーティーではないと自分で言っていても、むしろこれは問題にされるかも知れないと思って主体的にこの問題を取り上げて、これも含めて改革していくんだと言ってほしかった。国民の皆さんはそこを主体的に改革してくれないと、と期待していると思う。そうでないと、本当に改革できるのかと、納得してもらえない。今回の案件で私はそう思いました」と自身の見解を述べた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月6日のニュース