JUJU「契約切ってくれないかな…」　デビュー後の葛藤を振り返る　追い詰められて出会った1曲は

歌手のJUJU
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　歌手のJUJU（年齢非公表）が19日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」（日曜後10・00）に出演し、下積み時代を振り返った。

　JUJUの原点は高校卒業後に渡ったニューヨーク。「道端のおじさんとかホームレスの方とかがめちゃくちゃ歌が上手くて」と渡米当初を振り返り、「私は道端のおじさんほども歌えないし…」と早くも歌の世界の現実を突きつけられ、壁にぶち当たったという。

　念願だったデビューを果たしたその後も「当時の私の心根が良くなかったせいか（1、2枚目のシングルは）誰にも届かなかった」といい、「そこから2年間リリースがなく、毎週曲作っては日本に送るっていうのがずっと続いて。本当に私も疲れ果てて暗闇だった」と回顧した。

　そのため「本当に契約切ってくれないかなっていうところまでいった」と当時の心情を明かし、会社も「『次の曲がダメだったら契約終わりましょう』ってなって、シングルを出すことになった」と説明。

　しかしそこで出した曲が3枚目シングルで、大ヒット曲となる「奇跡を望むなら…」。リリースすると同時に「癒されました」「夫婦喧嘩がなくなりました」とファンから便りが届いたという。この曲を機に「誰かが聞いてくださっていることが本当に幸せな事なんだと思った」と振り返り、運命の一曲だったことを明かしていた。