奥浩哉氏 アニメーターのイラスト配布「自由に。金銭が発生してもOK」「はじめの一歩」作者が糾弾し物議

[ 2023年10月21日 14:34 ]

奥浩哉氏のX(@hiroya_oku)から

 「GANTZ」「いぬやしき」の作者である漫画家・奥浩哉氏(56)が、21日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。人気漫画の作者として、アニメーターがイラストをプレゼントすることに考えをつづった。

 「はじめの一歩」の漫画家の森川ジョージ氏が18日「海外のファンの方から一歩のコレクション自慢の投稿が届きました。とてもありがたく見ていましたが中央に鎮座するカラー色紙が自分の描いたものではない」と投稿。「イラストは自分のアニメの原画担当もしてくれた人なので確かにクオリティは高い」と、描いた人物自身の名前でサインされていたそうだが「有償で渡した可能性もあり大変憤慨しています。偽サイン等がオークションで出回っている昨今、それらの犯行を増長させることにも繋がりかねません」と糾弾していた。

 これについては「アニメーターが自分の担当作品の絵を色紙に描いて自分の名前を入れたってことなら許してあげてほしい」「作画の方がきちんとご自分のサインを書いているのならそれはそれで…という気はする」「何にしても事前に作者に許可を取ってやるべき」「今回は著作権者がダメって言ってるからダメ」とネット上で賛否両論に。

 奥氏は「これは漫画家さんによって違って当たり前だと思うけど、僕の漫画に関してはアニメ化された場合関わってくださったアニメーターさんには自由に色紙などのイラストに使用して欲しい。僕の場合アニメのおかげで売りあげ上がったってこともあるし、恩しか感じてないから」と投稿。

 なお「他の先生の考えは別。許さなくても責めたりしない。僕の場合は本当にアニメに関わってくださった方ならヤフオクでも、金銭が発生してもOKです。あくまでも僕の場合」とつづった。

 一方、森川氏は20日「本人から謝罪がありました」と報告。「今回の件は落着とします。たくさんの事情や意見が聞けて勉強になりました。ありがとうございました」と結んだ。

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