ジャニーズWEST・中間淳太が転売ヤー&高額チケット購入者に苦言 東野幸治も感心「カッコよすぎる」

[ 2023年10月14日 12:28 ]

ジャニーズWEST
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 ジャニーズWEST・中間淳太(35)が14日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。高額チケット転売問題について持論を展開した。

 チケットを高値で二次販売して利益を得る“転売ヤー”。人気興行のチケット高額取引横行が問題となり、19年6月にはチケット不正転売禁止法が施行されたが、解決には至っていない。直近ではプロ野球CSファイナルステージ阪神戦のチケットが仲介サイトに高額出品され、中には販売価格の約40倍の値が付くものも。虎党から怒りの声が上がっている。

 中間は「僕らの世界でも多い。入場するまで席が分からないなどの対策を取るけど、いたちごっこ」と現状を語り、「転売のために席を奪う人が許せない」と訴えた。

 弁護士の河西邦剛氏は、同禁止法は抜け穴だらけと指摘。法律では“興行主の同意を得ず反復継続の意思をもって販売価格を超える価格で転売する行為を禁止”とするが、「反復継続の意思の基準がなく、あいまい。摘発人数は1年間でわずか10人程度」だという。

 方策の一つとして、逆転の発想で公式の転売仲介サイトによるビジネスモデルを提案。チケットを買い取って高値で転売するが、利益は興行主にも分配され、多少高くてもいい席でライブを見たい人々のニーズもかなえるシステムを紹介した。

 これに中間は「演者としての心情は、自分たちにそんなお金を使って欲しくないんですよ」と、高額転売自体に異論を唱えた。「例えば20万円とか何十倍の値段払ってライブに来る。その20万でその子の人生、他にできることが広がるのに…」と語ると、MC・東野幸治から「中間君、君カッコよすぎるで」と言われた。ほんこんも「俺らなんか、正規の値段の下で買いよるで…」と言って、笑わせた。

 河西氏は「ファン心理としても、夢の国理論があって。好きなアイドルの前では全員公平・平等がいい、と。お金を持っている一部のファンが優遇されると、その現場はしらける」と共感を示し、転売システムの難しさを語った。

 中間は「僕らは、どの席にいても楽しんでもらえるように意識してる。逆に転売で買った人って分かるんですよ…いつも同じ席にいる子。その子を無視はしないですけど、それより他の人って正直思っちゃいますよ」と吐露していた。 

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