日テレ「24時間テレビ」視聴率・募金額ダウン「分析しなければ」 マラソン“予定調和”の声にも見解

[ 2023年9月25日 14:29 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビは25日、東京・汐留の同局定例社長会見を行い、8月26、27日に放送した「24時間テレビ46」についてコメントした。

 今年の「24時間テレビ」のテーマは「明日のために、今日つながろう。」。メインパーソナリティーには「なにわ男子」を初抜てきし、平均年齢23・1歳の7人組は、2021年11月のデビューから1年半での大役となった。チャリティーマラソンは当日に発表。ヒロミがランナーを務め、ゴールしてインタビューに答えるシーンで瞬間最高視聴率24・8%を記録した。なお、番組全体(26時間24分)の平均視聴率は世帯11・3%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 視聴率、募金額とともに昨年よりダウン。この結果に、同局の石澤顕社長は「過去の放送と比較しますと、決して高い実績ではなかったと思う。それなりに分析もしていかなければならない」と見解。その一方、メインパーソナリティーになにわ男子、チャリティーパーソナリティーに芦田愛菜など、Z世代を起用したことに「若い人たちへの訴求という面では、今年は違ったアプローチが出せたのではないか」とした。

 チャリティーマラソンには“予定調和”との批判もあったが、チャリティーマラソンを見直すことはないのか聞かれると、取締役専務執行役員の福田博之氏は「予定調和だとしても、私は別に、それは受け入れていただいてる方もいらっしゃるので、それをもって見直すということはないと思う」とコメント。「来年に関してはまだそこまでたどり着いてない。いろいろなご意見に耳を傾けて考えていきたい」と説明した。

 なお、長年ジャニーズ所属タレントが務めてきた「メインパーソナリティー」について、来年度の起用について問われると「現時点ではキャスティングは決まっておりません」とした。

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