博多華丸・大吉が「揉めました」という最初で最後の大げんか…R-1のネタめぐり「福岡捨てたとや!」

[ 2023年8月28日 12:35 ]

(左から)博多華丸・大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」が、27日放送のTBS「日曜日の初耳学SP」(後9・00)にVTR出演。大げんかした過去を語った。

 仲良しコンビとして知られる2人だが、過去に「最初で最後」という大げんかをしたことがあると明かした。2人は全国区になれない中、最後の望みをかけて35歳の時に上京。そして、華丸が児玉清のモノマネでブレイクし、2006年のR-1グランプリで優勝したことがきっかけで知名度が上がった。

 児玉清のモノマネのネタは大吉とともに2人で作っていたといい、華丸は「最後のケンカですね。揉めました」とR-1の決勝を前に大げんかしたと明かした。

 華丸の児玉清のネタはとんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」を機にブレイク。その勢いのままR-1決勝まで勝ち進んだという。華丸が決勝まで進む道のりを大吉は福岡のローカル番組でレポーターとして密着していたことから、決勝を前にディレクターを含め3人で壮行会を開くことになった。

 そこで、華丸が突然、「決勝は児玉清さんのネタはせん。準決勝までずっとやってきたから、決勝は変える」と言いだした。この一言が最初で最後の大げんかに発展したといい、華丸としては「博多弁を全国ネットでしゃべりたい。ずっとミスター標準語の児玉清さんのモノマネだったので、何をしに東京出てきたのか。“福岡の言葉で東京のテレビに出たい”が目標だったので、やっと出せると。だから、博多弁のコントをする」と意図があったといい決勝では博多のゴルフ会場のコンペの受付で、迷ってるおじさんの1人コントをやるつもりだったという。

 ただ、大吉は「華丸さんの1人コントを見たことがない。否定するわけじゃないけど、決勝まで審査してた人たちは児玉清さんのネタで票をあげてるんだから、当日、蓋開けたらゴルフバック担いだおじさんが出てきたら皆、驚くというか、怒ると思うよ」と決勝でも児玉清のモノマネをやるよう説得。しかし、華丸は「納得できなかった」と振り返り「今、思えば(大吉の言い分が)ごもっともなんですけど、言い方がすごいムカついて。博多華丸・大吉って博多を宣伝するために、博多の芸人をアピールするために東京出てきたんじゃないの?って。俺の博多弁のネタを何で否定するの?って。否定が許せなかった。“何やお前!福岡捨てたとや!”って」と大吉の否定ありきの言い方に苛立ち、大げんかになったという。

 そこで、壮行会に居合わせたディレクターが「大吉さんが言ってることが正しいと思います」と華丸を説得。華丸は2対1の構図になったことから「もう逆ギレです。分かったたい。やればいいっちゃろうがって。出て行きました店を」と納得はしていないものの決勝戦も児玉清のモノマネネタをイヤイヤやることに。ムカつきながらも決勝に臨むと「ウケるウケる」と爆笑を誘い、見事、優勝できたと振り返った。

 決勝の会場では優勝の瞬間を涙目で見つめる大吉の姿があったが、大吉は「ケンカ別れしてるから、前の日に(プロレスラーの)三沢光晴さんと錦糸町で飲み会やって、浴びるほどJINRO飲んで。ぶっちゃけ、大会中ほとんど見てない。トイレから出られなくて。映像が結構使われるけど、僕ずっと涙目で相方に感動してる感じで編集してくれてるけど、本当は三沢のJINROです」と裏話を暴露し、笑いを誘っていた。

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