長嶋一茂 大谷翔平の魅力「チームが勝つことを優先。前倒し登板、三盗…周りが感化される」

[ 2023年7月28日 12:28 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。エンゼルスの大谷翔平投手(29)がダブルヘッダー第1試合でメジャー初完封、第2試合では2打席連続アーチを放ったことについて言及した。

 大谷は27日(同28日)、敵地デトロイトで行われたタイガースとのダブルヘッダーに出場。第1戦に「2番・投手兼DH」で先発出場し、1安打8奪三振3四球でメジャー初完封、9勝目(5敗)を飾った。

 第2試合は「2番・DH」で先発出場し、2打席連続本塁打となる左越え37号2ラン、右中間38号ソロを放ちチームの4連勝に貢献。ただ、38号ソロ直後に左腰を押さえる仕草を見せ、7回に代打を送られ途中交代。球団は特定の箇所は明らかにされなかったが、交代理由を「痙攣(けいれん)」と発表した。

 一茂は「大谷選手のファンは日本全国いっぱいいると思うし、僕もその1人なんだけど、最初は大谷選手が良ければいいという思いが僕はありましたよ、日本人として。エンゼルス弱いし、チームはどうでもいいと。それよりも大谷選手が記録を米国でつくってくれた方がよっぽど大事なんだと」と明かし、「でも彼はチームが勝つことを優先に、常に考えて前倒し登板するし、それに影響を受けたGMがトレードでホワイトソックスの選手を獲ったわけですよ」と熱く語った。

 さらに「順位表なんかどうでもよかったんだよね、今までは。でも、明日から3連勝したらブルージェイズと並んでワイルドカード行くんじゃないか、いいねっていう自分の心境の変化に自分がびっくり」と言い、「エンゼルスのチーム状況がいい方が大谷選手にとっていいんだってことをわれわれは認識し出している」とした。

 そして「チームのためにバットを短く持って単打を狙う時もあれば、三盗しなくてもいいのに三盗するということをやる人。ここにみんな心を打たれる。WBCの準決勝の時にバット短く持って二塁打を打ってベース上で“来いよ”ってやったという、あれが彼のすべてというか真骨頂なんで、これに周りが感化されるところ、世界を変えてるところが凄いよね」と大谷の魅力について話した。

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