AAA與真司郎　ゲイ告白に「受け入れて下さる方が増えてきて…心の底から嬉しく」　新曲売上一部を寄付

AAAの與真司郎
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　男女ユニット「AAA」の與（あたえ）真司郎（34）が28日、自身のインスタグラムを更新。同性愛者であることを告白して以降の心境をつづった。

　「2023年7月26日　僕の人生をかけた挑戦、ゲイだと言うことをカミングアウトをしました。有り難いことに、海外も含め、色々なメディアにも取り上げていただいております　正直なところ、凄く不安に感じていたところもあるのですが、思いのほか、ファンのみなさんは勿論、報道を目にされた方々のコメントも暖かい言葉に溢れ、受け入れて下さる方が増えてきているのだと、心の底から嬉しく思っています」とし、「本当に、徐々にですが、“新たな光が指す方へ”この世界は向かっているのだと改めて気付かされました」と率直な思いを記した。

　「昨日、アーティスト活動再開もあわせて発表させていただき、新曲『Into　The　Light』をリリースしました。そして、そのMusicVideoがYouTubeにて公開されています。ここに至るまでの経緯やカミングアウトを決意するまでの思いがギュッと詰まった一曲です」と新曲を紹介。

　「何か不安や葛藤を抱えながら生きているのは、LGBTQ+の方々だけではないと思います。そんな思いを抱えている方の背中を押す曲になってくれたら良いなと思っています。日本語訳はYouTubeにリリックビデオをアップしているので、そちらを観ていただけたら嬉しいです」とし、「そして、この曲の売上の一部を、日本初の大型総合LGBTQ+センターであるプライドハウス東京と、教育期間向けにLGBTQ+に関する出張授業やユース向けの就職・キャリア支援のフォーラムを行っているReBitという団体に寄付します。この曲が、みなさんの心に響きますように」と新曲の売上の一部を寄付することを明らかにした。

　與は26日に都内で行われたファンミーティングで、自身が同性愛者であることを告白。会場には「AAA」のメンバーである西島隆弘（36）、宇野実彩子（37）、日高光啓（36）、末吉秀太（36）の全員集合。涙を流しながら、最年少メンバー與の姿を見守った。

　上下黒のスーツ姿で登場し、大歓声で迎えられた與は冒頭でファンに向けた手紙を読み、「僕はゲイです」と前を見据えた。途中むせび泣く場面もあったが、会場からは「頑張れ」と温かい拍手。「ゲイだからと言って、自分が変わるわけではない。これからも與真司郎として生きていきます」と語った。

　05年に「AAA」のメンバーとして、シングル「BLOOD　on　FIRE」でデビュー。同年、第47回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞。NHK紅白歌合戦に7度出場など、第一線を駆け抜けてきた。ソロとして役者やシンガーとしても活躍。16年には米ロサンゼルスに移住し、カリフォルニアの大学に留学。さらに自身のブランドを立ち上げるなど、マルチな才能を示してきた。21年末にグループは本格的に活動休止。自身は21年9～10月のアリーナツアーをもって歌手活動を休んでいた。

　この日、自身のアーティスト活動再開も併せて報告し、自身の経験を込めた新曲「Into　The　Light」、半生を題材としたドキュメンタリーがハリウッドで制作中であることを発表していた。