小日向ゆか 汗だくで奮闘中 故つかこうへい氏の作品で舞台初挑戦「泣いちゃったことも」

[ 2023年7月28日 05:04 ]

迫真のシーンを演じる小日向ゆか(撮影・久冨木 修)
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 グラビアタレントの小日向ゆか(25)が本格的な舞台に初めて挑戦している。

 故つかこうへい氏の代表作「熱海殺人事件」の誕生50周年記念公演「熱海殺人事件バトルロイヤル50’s」の稽古中。故三浦洋一さん、風間杜夫(74)、阿部寛(59)ら名だたる役者が歴史をつくってきた傑作。ヒロインも内田有紀(47)、黒木メイサ(35)ら人気女優が彩ってきた中、オーディションメンバーによるフレッシャーズ公演に抜てきされた。

 猛暑の中、汗だくで奮闘中。当初は表情ひとつうまく出せなかった首を絞められるシーンも、息をのむほどの迫力が出てきた。「凄い皆さんに全然ついていけなくて、心がポキッと折れてしまい、稽古中に泣いちゃったことも。ここまでの焦燥感に襲われたのは人生で初めてです」

 稽古をつける演出家の岡村俊一氏によると「熱海…」のヒロインのセリフ量は、ほとんど演技経験のない新人が通常の舞台で最初にもらうセリフの「1000倍はある」という。小日向は「この苦闘を乗り越えられれば自信がつくはず」と信じて、今日も体当たりでぶつかっている。

 公演は8月4~20日に東京・新宿の紀伊国屋ホールで。小日向は5、9、11、13、15、16、19日に出演予定。

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