神田伯山 夢の講釈場の立地はまさかの場所!? 「とりあえず暫定で」

[ 2023年7月22日 05:30 ]

<「講談放浪記」発売記念記者会見>張扇を手に自著をPRする神田伯山
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 講談師の神田伯山(40)が21日、東京・新宿末広亭で襲名後初の書籍となる「講談放浪記」(講談社)の発売会見を行った。目標とする講釈場の建設についても語った。

 以前から講談を行う専門の寄席「講釈場」の再建を目指してきた伯山。候補地について尋ねられると、師匠である人間国宝の神田松鯉(80)が挙げた渋谷と自身が挙げた八丁堀をピックアップ。伯山は「一番大事なのは持続可能な講釈場をつくること。だから場所というのはとても大事」と語り、立地の大切さを力説した。そして「他の寄席と良い距離を保っているとか、ニーズを相当調べてから場所を選定していくのかな。慎重にやっていく。講釈師が東京だけで200人くらいになった位の頃に1軒建てられたら、うれしい」と青写真を描いた。そして「とりあえず暫定で渋谷なんですけれども…」と冗談めいた口調で語り、会場の笑いを誘った。

 また伯山はこの日、人間国宝に認定されたことが発表された五街道雲助(75)についても言及。「夫婦共々お世話になっておりますので、うれしい」とコメント。「名伯楽であり、名プレイヤーでもあるということを実現している人が人間国宝というのなら、師匠ほどふさわしい人はいない」と功績に賛辞をおくった。

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