ドリカム吉田美和 あの名曲は「3分でできた曲」だった スタジオの駐車場で「来た来た来た!!って」

[ 2023年6月26日 17:45 ]

DREAMS COME TRUEの中村正人(左)と吉田美和
Photo By 提供写真

 人気バンド「DREAMS COME TRUE」の吉田美和(58)が25日放送のABC・テレビ朝日系音楽バラエティー番組「関ジャム 完全燃SHOW」(後8・00)にVTR出演。1995年に発売された大ヒット曲「LOVE LOVE LOVE」の誕生秘話を明かした。

 DREAMS COME TRUEの楽曲は作詞は全てボーカルの吉田が行い、作曲は吉田とリーダーでベーシスト中村正人の両方が、編曲を中村が手掛けるという形を取っている。詞が先なのか、曲が先なのかと聞かれると吉田は「どっちもです。曲が先っていうのはマサくんの曲がほぼですけど、マサくんが作曲するときは、曲が先でいきます」と説明した。

 作曲の際に楽器は「ほぼほぼ使いません」と吉田。「メロディーがふわっと来るときはたいがい言葉が一緒なので、1回ふわっと来たら大体忘れないので、何となく録っておいたり、書いておいたりして貯めてます」と続けた。

 曲と詞が同時ということについて「最初から1コーラスとか、ほとんど1曲とか出てくるやつもあるんですけど。ものによっては1フレーズがひょろろっと」とも語ると、「3分でできた曲があります」と驚きの告白。その曲が「LOVE LOVE LOVE」だと明かした。

 原曲はデビュー前の中村が当時の彼女のために作詞・作曲した「ホワイトデー」という楽曲だったという。インタビューに立ち会った中村が「それは(詞が)あんまり良くなかったんでしょ」と苦笑すると、吉田は「そう」ときっぱり。「それで、それは昔っから聴いてた曲だったので、曲はもう頭の中にあったんです。で、あれを作るってなった時に、もうほんと駐車場でですよ、スタジオの。もう本当に“来た来た来た!!”って言ってね。すらーっと出来上がりました」と笑ってみせた。

 以前中村は番組で、同曲について「歌詞が上がってきたんですよ。素晴らしいなと思うじゃないですか。“ルルルルル”っていう場面があるじゃないですか。あそこに俺、凄いいい詞を乗せてたんですよね」と発言。どんな詞を乗せていたのかと聞かれても「絶対に言えないそれは。それは墓場まで持って行きます」と話していた。

 今回のインタビューでも「なんであそこは“ルルルルル”なんでしょうか」という質問が飛んだが、吉田は「あそこは絶対“ルルルル”以外あり得ないんです。理由はそれだけです」と断言。「“ルルルル”以外は全くもって0%。可能性はなし。あそこは“ルルルルル”のためのメロディーでした」と言い切った。

 「あれできた瞬間からマサくんに言われ続けて。“なんでそこルルルルルなんだ”って。だけどあれは“ルルルルル”以外はあり得ないって言ってんのに。明確な理由は説明できないんだけど、もう“ルルルルル”しかないってことで終わらせてほしい。“ルルルルル問題”は」と訴えた。
 

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