足立梨花の結婚相手TATSUの「HANDSIGN」 米国も平尾昌晃さんも認めた手話&ボーカル

[ 2023年6月26日 12:00 ]

HANDSIGNのTATSU(右)とSHINGO
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 女優足立梨花(30)が26日、結婚を発表した。お相手のTATSUは、手話を取り入れたダンスとともに歌うボーカル&手話パフォーマー2人組「HANDSIGN」のメンバーだ。

 幼なじみのSHINGOと2005年に結成。2人の出世作は、実話をもとにした2017年1月発売され、21年には映画化された楽曲「僕が君の耳になる」。このMVに足立が出演していた。当時すぐには恋に発展しなかったようだが、後に同曲を縁に再会を果たしており、同曲がつないだ縁とも言える。

 このMVには、2017年7月に亡くなった作曲家・平尾昌晃さん(享年79)も出演。「瀬戸の花嫁」「よこはま・たそがれ」など数々の名曲を生み出し、NHK紅白歌合戦で「蛍の光」を指揮していたことでも知られる音楽界の重鎮だ。HANDSIGNを気に入り、かわいがった平尾さんは、生前最後に開いた公演にも招き、共演。彼らのMVにも快く出演した。

 ブレークダンスをしていた2人が、手話をダンスに取り入れたきっかけはドラマ「オレンジデイズ」。聴力を失ったヒロインの手話が心に残ったTATSUが、「手話で振り付けしない?」と提案した。独自の発想は、海外でも認められた。09年に米ニューヨーク・アポロシアターのオーディション「アマチュアナイト」のオーディションに合格し、何度も出演。手話は世界共通ではなく、英語の手話を覚える苦労を乗り越え、優勝も経験した。

 今どきの音楽に嫌みなく手話パフォーマンスを取り入れ、健常者・障がい者の垣根を越えた音楽を地道に広げてきた。見た目も今どきの2人だが、音楽界の重鎮や世界も認めた新たな挑戦、真面目に明るく独自の道を切り開いていく姿勢に、足立も惹かれたのかもしれない。

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