羽田美智子　人気ドラマシリーズ出演は野際陽子さんからの言葉がきっかけ「あんな楽しかったことなかった」

羽田美智子
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　女優の羽田美智子（53）が30日放送のフジテレビ系「ポップUP！」（月～金曜前11・45）にVTR出演。シリーズ化された同局系の昼ドラ「花嫁のれん」出演のきっかけとなった2017年に亡くなった大女優・野際陽子さん（享年81）の言葉を明かした。

　同作は2010年から2015年まで第4シリーズまで放送された石川県金沢市の老舗旅館を舞台にした嫁姑バトルを描いた人気ドラマシリーズで、羽田は元キャリアウーマンの嫁・奈緒子、野際さんは舗旅館「かぐらや」の女将で、奈緒子の姑・志乃を演じた。

　羽田は「野際陽子さんが本当に芸能界のお母さんと思っていて、野際さんが“昼ドラは過酷だって聞いているし、どうせやるなら、自分の気持ちが楽になる人とやりたいわ！”って。“気を使わなくて済む人、みっちゃんどう？”って言ってくれて、私も野際さんとガッツリやりたかったので、“じゃあ、やりましょうかね、お母さん”みたいな感じで」と野際さんの誘いがドラマに出演するきっかけとなったという。

　「大変だったけど、現場はもう楽しくて楽しくて笑ってばっかりいて。あんな楽しかったことなかったなってぐらい。一生分笑ったなってぐらい笑いましたね」と、緊張感漂う現場は明るく、楽しく、野際さんの言葉が女優として悩んでいた日々から救ってくれたという。「私は野際さんに対して思っていた気持ちが若い方が（私に）思ってくださっていたら、うれしいなぁっていうような思いで（やっている）」とも語った。