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藤井王位 防衛へ先勝なるか、愛知で第1局 豊島九段は「歩頭桂」の大技で攻勢

[ 2022年6月29日 05:31 ]

王位戦7番勝負の第1局に臨む藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
Photo By 共同

 藤井聡太王位(19)=王将、竜王、叡王、棋聖含め5冠=が挑戦者に豊島将之九段(32)を迎える第63期王位戦7番勝負第1局は28日、愛知県犬山市で始まり、豊島が1日目から「歩頭桂」に飛車捨てと、大技を仕掛けた。

 45手目、囲いに入城した後手藤井王の頭上を守る歩の前に、桂を打った。「歩頭桂」と呼ばれ、桂を犠牲にする代わりに寄せのスピードアップを図る、終盤の手筋。さらに61手目、飛車角交換で駒台へ載せた飛車を王手で打ち込んだ。そこも藤井桂が利く地点で、駒損を覚悟で踏み込んだ。

 79手目の封じ手局面は角桂交換の駒損だが、藤井に長考を強いたため持ち時間8時間のうち、3時間近いアドバンテージを得た。

 昨年度、王位戦、叡王戦、竜王戦で藤井に3タテを食らい、無冠に転落した。対局場検分があった27日、主催者から求められた揮毫(きごう)を「進」とした藤井に対し「新」とした豊島。攻勢のまま押し切るか、藤井が流れを断ち切るかが2日目の見どころになる。

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