EXIT兼近「結婚なんてしたいと思ったこと一度もない」　20代デートゼロ男性4割報道に「ムカつく」

EXITの兼近大樹
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　お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹（31）が19日、フジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。内閣府発表の20代男性のデート未経験者が約4割という報道に私見を述べた。

　内閣府の男女共同参画白書で明らかになったデータで、20代独身男性で「デート経験がない」と答えた人は39・8％、30代独身男性では34・1％だった。女性は20代独身で25・1％、30代独身の21・5％が「デート未経験」と答えた。

　兼近は「デートしてないのが悪いみたいな表現ですよね。そこが不思議で」とこの報道に疑問。「めちゃくちゃ楽しいことがいっぱいあって、まだデートしないと、結婚しないとダメなんだ！っていう概念がたくさんあるんだっていうのが驚きで」とあきれ顔を見せた。

　「（デートを）したくなくてしていない人もいるはず。それを配慮してくれていないなっていうのを凄く感じて、いろいろな枠があっていいと思う。したくない人、したいけどできない人、そういういろいろな枠がある中で1つに収まるのが違うなと思っていて」と続けた。

　さらに、結婚観へ話が及ぶと「結婚なんてしたいと思ったことは一度もないですよね。（理由は）意味が分からないから」とキッパリ。芸人の先輩たちから「結婚っていい」という話を聞かないか？との問いにも「聞いたことない、聞いたことない」と完全否定。「『ホンマでっか！？（TV）』でずっと結婚のヤバさを言ってるんですから」と言い切った。

　続けて「結婚がいいものだと捉えている人はそれでいいと思っている」とも。「ただ、家庭環境的にも周りの人を見ても、結婚は嫌なものだと捉えている人もいて、それをみんな結婚して子どもつくれというのもおかしいし、結婚しなくても子どもつくれてもいいと思うし、夫婦別姓でもいいと思う」としたうえで「いろいろな多様性を全部無視して、独身男性のデート4割…ムカつきますよね。ちょっと嫌です、こういう捉え方しないでほしい」とこのニュース自体の違和感を訴えた。