落合博満氏「目標は大きく持たないと」　現役時代“ビッグマウス”の理由明かす「笑われる分にはいい」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が12日放送の日本テレビ「行列のできる相談所」（日曜後9・00）に初出演。現役時代の“ビッグマウス”について理由を明かした。

　バラエティー番組に初出演した落合氏。紹介VTRでは現役時代に最年少で3冠王を獲得した後のインタビュー映像が流れ、「3回3冠王を獲ったらウチの女房が“大した人だって認めます”って言うから3冠王を獲りたい」と語っていた。落合氏はさらに「絶対獲ります。大丈夫です」と話していたが、その宣言通りプロ野球史上最多となる3度の3冠王を獲得した。

　VTR後、俳優の井上芳雄は「スポーツ選手って、あえて大きいこと言うイメージがあるんですけど、もしかしたらその元祖でいらっしゃるのかなと思いました」と感想を伝えた。落合氏は現役時代の“ビッグマウス”について「目標は大きく持たないと。それを達成するためには死に物狂いな努力をしなきゃいけない」と自らを奮い立たせるために言っていたことを明かした。

　また「言ってできなかったら、笑われるだけだから。笑われる分にはいいじゃないか」と自身の考えを打ち明けた。さらに、現役時代に契約更改後の取材で金額を包み隠さず話していたことに、周囲からは「金の亡者」といった言葉で批判されたという。それでも「（周囲の批判は）気にはしていなかった」と振り返った。