岩田剛典 大学時代に就職内定も「青天のへきれき」で芸能界へ 実家は老舗革靴メーカーで母も驚き

[ 2022年6月12日 13:28 ]

岩田剛典
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 「EXILE」「三代目J SOUL BROTHERS」の岩田剛典(33)が12日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。芸能界入りのきっかけを明かした。

 この日は映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(監督西谷弘、6月17日公開)で共演する俳優のディーン・フジオカ、佐々木蔵之介とトークを展開した。

 岩田の実家は創業100年を超える革靴メーカー。フジオカから「ガンちゃんも家業みたいなものは意識してた」と聞かれると、岩田は「僕は次男だったんですよ。なので長男が今、継いでいるんですけど」と意識はなかったとしたものの、「小学校の時の社会科見学みたいなので、うちの工場に行ったりとか」と明かした。

 「もう高校卒業するぐらいから、ずっとストリートダンスと出会って、深夜のダンス番組が若者の中で流行った時期があって。本当に朝から晩までダンスをやってたんですね、大学時代って」と回顧。将来については何も考えていなかったが、「就職活動が転機と言うか、何とか内定をいただいた企業もありまして。で、無事に親にも報告でき」。それでも芸能界に入ったのは「青天のへきれきというか。当時の僕が深夜にパフォーマンスしてたグループの先輩が、同じ事務所の、三代目J SOUL BROTHERSのリーダーの小林直己っていう人間だったんですよ」と語った。

 そうしてテレビ番組の密着取材でボーカル&ダンスユニットを結成しようという話となり、「僕さえ良ければ、推薦したいんだけどと言われて。いやらしい話なんですけど、内定持ったままオーディション受けたんですよ」と岩田。

 「で、気づいたら候補者が数えるくらいになって行って。“待てよ、これ”と」。その後最終メンバーに見事に選ばれ、「そこで一気に張りつめてたんでしょうね。号泣してしまって。おえつというか、動悸(どうき)が止まらないみたいな感情になってしまって。すぐその場で母親に電話して」と報告。母親からは「えっ、内定は?」と言われたと言うが、「いやちょっと、夢を追います」と答えたという。「“何のために中学受験させたと思ってんの”って凄い言われて。いろんなことも含めて小学校から親的にはプランを立ててたんだと思うんですよね」と語った。

 「心のどこかで、ダンスで飯が食えたら一番いいのになって思ってて。当時は本当に有名な日本の、紅白歌合戦に出てるようなアーティストさんのツアーに同行するとかじゃない限り食っていけないようなシビアな業界だったんで、やっぱ選択肢として残りえなかったですよね」としながらも、「メーター振り切っちゃう瞬間があるんでしょうね」と苦笑した。

 

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2022年6月12日のニュース