藤井聡太王将、フルネーム3文字かぶりの「大幸園」総料理長・藤聡太郎さんと運命?の初対面

[ 2022年2月27日 05:30 ]

大幸園の総料理長・藤聡太郎さん(左)から王将御膳の紹介を受ける藤井王将(撮影・会津 智海)
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 藤井聡太王将(19)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が26日、佐賀県上峰町で4勝0敗で奪取した第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)の記念植樹を行った。その後、渡辺明名人(37)=棋王との2冠=との第5局が予定された創作料理店「大幸園」で、総料理長の藤聡太郎さん(34)と運命?の初対面を果たした。

 5期連続7番勝負が予定された同店。指し手同様、予習復習にたけた藤井は本紙報道などにより、フルネームと3文字がかぶる藤さんの存在を知っていた。「藤井姓は多いが、自分に近い名前の方に会うことはなかったので」。笑顔を見せた藤井に対し、もちろん藤さんも藤井が挑戦者になる日を心待ちにしてきた。この日は佐賀牛のサーロインとヒレの陶板焼きなどの昼食を提供し「対局があれば出そうと準備してきたものを凝縮しました」。藤井を「(サーロインとヒレを)食べ比べると味わいが違っておいしかった」と堪能させた。

 植樹前には「第3回上峰町子ども王将戦」を視察。史上最年少5冠は「AIが強くなって答えに近いものが参照できてしまうが、工夫は大切」と思いを訴えた。

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2022年2月27日のニュース