明石家さんま オリラジ中田からのネット業界勧誘認めた 鬼越・坂井は警告「マルチ商法と同じですから」

[ 2022年2月27日 22:36 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(66)が27日放送のTBS「週刊さんまとマツコ」(日曜後6・30)に出演。お笑いコンビ「鬼越トマホーク」からネット業界参入噂をぶつけられると「それは(オリエンタルラジオ)中田しか知らん話やねんぞ」と動揺。そんな話が上がっていることを認めつつも「YouTubeとかオンラインもそのうちバテるはずや」とテレビ業界を今後も背負っていく強い姿勢を示した。

 今回は吉本芸人たちの稼ぎ方事情に詳しく“吉本内文春”と言われているという鬼越トマホークの2人がゲスト出演。坂井良多がゴシップネタとして「今、吉本興業でさんまさんの次に稼いでいるのは『かまいたち』さんだと言われてます。僕らのような三刀流芸人(テレビ、YouTube、オンラインサロン)のトップですね」と業界内の噂話を暴露。続けて相方の金ちゃんは「あくまで推測ですけど『かまいたち』さんなら六本木、港区にビルが建つぐらいでしょう」と予想した。

 さらに坂井良多は「さんまさんとかマツコさんはテレビにプライドを持ってるわけですよ。でも『かまいたち』さんはもうお金に魂を売り渡してしまってますよ。そのどっちのお金に価値があるですかって話ですよ。血が流れているお金はどちらですかってことですよ」と熱弁。すると勢いあまって「(オリエンタルラジオ)中田さんの誘いを、さんまさんはテレビと心中するって言って、その考えも分かるけど俺がそっちにいくのはちゃうねん。ずっと俺についてきてくれたテレビ業界を全体を背負ってるから」と明石家さんまが誘いを断ったというエピソード話を暴露。

 明石家さんまはすかさず「オイ待て、その話どこで聞いたんや?」と問いただすと、坂井良多は「そういう話を僕ら裏で集めているんです。さんまさん、西麻布の叙々苑にも僕らの知り合いがいるかもしれませんよ」とニヤリ。続けて坂井良多は「今、中田さんが頑張ってさんまさんをYouTubeに出そうとしてるんですけど、それはさんまさんを僕が引きずり出したっていう名誉が欲しいだけでマルチ商法の広告塔と同じやり方ですからね」と警告した。

 だが、明石家さんまが「オフならいいって言ってん。打ち合わせがものすごく面白かった。中田が企画書を作ってきて、じゃあ俺がオフの時に今度それ撮ろうかという話はなってんねんけど…」と答えると一同あ然。マツコ・デラックスは「さんまさんがやるだったら私もやるよ。さんまさんの教えを守って(これまで)テレビしか出てこなかったのに…」と2人そろって“ネット業界参入”かという流れにスタジオが騒然とした。

 それでも明石家さんまは「ただ、この寿命を俺も考えてんねん。テレビも60年の歴史があるからな。そこでちょっとバテてきてるけど、こっちのYouTubeとかオンラインもバテるはずやからな。そのバテ待ちや!!」とテレビ業界を守る立場であることを断言。「平成ノブシコブシ」の吉村崇が「がっつりスイッチ入ってるじゃないですか?久しぶりに怖いぞ俺。さんまさんが肩を入れたら危ないだから」とネット業界に対し“戦闘モード”であることを指摘。坂井良多も「さんまさん、まだまだ売れる気だぞ」と答え笑いを誘った。

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2022年2月27日のニュース