藤井聡太 歴代2位の年少A級棋士を目指し、B級1組順位戦で千田七段と対局 1位はひふみん

[ 2022年1月13日 12:34 ]

千田翔太七段とのB級1組順位戦に臨んだ藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=が13日、大阪・関西将棋会館で、名人戦B級1組順位戦で千田翔太七段(27)との対局に臨んだ。藤井は勝てば名人挑戦権を争うA級昇級が決まる可能性がある。

 13人が総当たりで昇級2枠を争うB級1組。8勝1敗で首位の藤井が3敗で3位の千田に勝ち、同じくこの日対局が行われた、2位で2敗の佐々木勇気七段(27)か3敗の稲葉陽八段(33)が敗れると、2局を残して今春開幕のA級入りを果たす。

 午前10時開始の対局は、藤井の先手で相掛かりへ進んだ。対戦成績は藤井の4勝1敗。藤井が昇級すれば加藤一二三・九段(82)の18歳1カ月に次ぐ歴代2位、19歳5カ月での年少A級棋士になる。25手まで進んだ正午、昼食休憩に入り藤井の注文は「御弁当、冷たいうどん」(やまがそば)、千田は「プレミアム和牛ハンバーグステーキ」(内山田)。

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2022年1月13日のニュース