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トータス松本 名曲「ガッツだぜ!!」の誕生秘話告白 「単なる空耳」の“おまけ”が採用

[ 2022年1月13日 21:14 ]

トータス松本
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 ロックバンド「ウルフルズ」のボーカル、トータス松本(55)が13日放送のNHK「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(木曜後7・57)にVTR出演。名曲「ガッツだぜ!!」(1995年)の誕生秘話を語った。

 トータスは当時、曲を作った後にレコード会社の会議室で打ち合わせしていたと告白。「ラジカセが1個置いてあって。メーカーの人とかプロデューサーとかが、僕が作ってきたテープを視聴する地獄のような会議があった」と話した。バンドの「勝負曲」を依頼されバラードを中心に7曲を制作し、会議室で披露したそうだ。「これやろ、ほしいのは!みたいな感じで1曲目から順番にかけたんですけど。“シーン”度合いが世界遺産の鍾乳洞みたいな」と、空気が凍り付いたことを振り返った。

 7曲のほかに「おまけ」と題した曲があった。それをかけると関係者が「おぉ」とうなり、空気が一変。それが「ガッツだぜ!!」の元になるメロディーだった。「おまけ」は、米バンド「KC&ザ・サンシャイン・バンド」の大ヒット曲「ザッツ・ザ・ウェイ」からインスピレーションを得たもの。「空耳」から生まれたという。

 トータスは「夜中にレコードとかを聴きながらうなっていたら『ザッツ・ザ・ウェイ』って言葉が、『ガッツだぜ』的な感じに聞こえて」と説明した。「おまけ」は、ラジカセに「ガッツだぜ」と吹き込み「テキトーに録ったんですよ」と明かし、「単なる空耳ですよ」と苦笑した。関係者から好評を得たため本腰を入れて曲作りに着手、完成に至ったそうで、「そっくりになっちゃうから。著作権のすり抜けを、こう…」とユーモアを交えて語り、「こんなベタなものを作っていいのかなって思った」と率直に語った。

 曲が発売された95年は1月に阪神淡路大震災が発生し、3月には地下鉄サリン事件が起こるなど、世の中が暗いムードに包まれていた。トータスは「世の中が元気ないから元気のある曲を作りたいとかそんな発想じゃなかった」と打ち明け、「逆っていうか、俺らが頑張ろうとしているのに世の中の暗いムードは何なんや!って感じで(曲を作っていた)」とした。自虐もポロリ。「ガッツだぜなんかね、何も言っていないから。歌詞なんかじっくり読んでみてほしい。内容は本当にゼロですね」と話し、「ガッツだぜで言い切っている。その言葉だけがみんな欲しかったんじゃないですかね」と分析していた。

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