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藤井聡太竜王 A級昇級は2月以降に持ち越し 千田七段に敗れ2敗 3敗で稲葉八段ら3人が追う

[ 2022年1月14日 01:31 ]

B級1組順位戦で千田翔太七段に敗れた藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=が13日、大阪・関西将棋会館でB級1組順位戦の対局に臨み、千田翔太七段(27)に112手で敗れた。終局は14日午前0時18分。この日勝てばA級昇級の可能性があったが、「そのことは意識してなかった。内容的にミスが多かったので結果は仕方ない。反省して実力を高めたい」と出直しを誓った。

 13人が総当たりで昇級2枠を争うB級1組。8勝1敗で首位の藤井が3敗で3位の千田に勝ち、同じくこの日2位で2敗の佐々木勇気七段(27)か3敗の稲葉陽八段(33)が敗れると、2局を残して今春開幕のA級昇級が決まったが、次回2月3日以降に持ち越された。
 藤井が昇級を決めると、19歳5カ月での決定は加藤一二三・九段(82)の18歳1カ月に次ぐ歴代2位の年少記録だった。

 午前10時開始の千田戦は、藤井の先手で相掛かりへ。カニ囲いに組んだ藤井陣の王頭を千田の飛車角桂2枚が襲う。「千田の攻め、藤井の受け」という展開になり、千田が金と差し違える飛車斬りの強手で決めに出た。その後、藤井が放った自陣飛車を千田が見落とし、形勢が接近する場面もあったが最後は千田が冷静に即詰みに仕留めた。

 渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=に挑む9、10日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室での第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第1局での先勝から中2日。139手の戦いは早くも「名局」との呼び声高く、10代の第一人者をもってしても激戦の疲労は尾を引いたのだろうか。

 この日の結果、佐々木は敗れ、稲葉は勝ったため2敗の藤井を3敗で稲葉、千田、佐々木が追う展開になった。

 千田との対戦成績は藤井の4勝2敗。藤井の先手番での連勝は昨年9月以来、10でストップした。

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