「ドクターX」第7シリーズは初回19・0% 今年民放連ドラ最高のロケットスタート 瞬間最高23・0%

[ 2021年10月15日 09:04 ]

テレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」で主演する米倉涼子
Photo By スポニチ

 女優の米倉涼子(46)が主演するテレビ朝日ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)が14日に15分拡大でスタートし、平均世帯視聴率が19・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。同時間帯横並びトップで貫録の好スタートを切った。個人視聴率は11・2%だった。

 初回としては、前作第6シリーズの初回20・3%には及ばなかったが、今年放送された民放の連続ドラマでこれまで最高だったTBS「天国と地獄」(1月期)の初回16・8%を上回り、最高のロケットスタートだった。

 瞬間最高は午後10時6分に記録した23・0%で、晶(岸部一徳)が蛭間(西田敏行)に請求書の話をしているところに、一橋議員(冨永愛)が入ってくるシーンだった。

 高視聴率を受け、米倉は「感染対策をしながらの厳しい撮影環境の中でキャスト・スタッフ一丸となって頑張ってきた結果、多くの方々に見て頂けたことが本当に嬉しいです!10年目の大門未知子役!今はとにかく最後まで精一杯走り切るつもりです!まだまだ今後も予断を許さない情勢ですが、その中で毎日頑張っていらっしゃる皆さんに少しでも頑張ってもらえるように、これからも頑張りますのでどうぞ最後までご覧いただけると嬉しいです!」とコメントを寄せた。

 シリーズの第7弾。2012年に第1弾が放送され、平均視聴率19・1%を記録。第2シリーズから第5シリーズまでは期間平均視聴率20%以上を叩き出し、19年に放送した前作、第6シリーズも初回世帯視聴率20・3%とロケットスタートを切り、期間平均18・5%と好調に推移。第1シリーズから全6シリーズを合わせた平均視聴率は20%超えている。

 シリーズ誕生から今年10年の節目で、100年に一度のパンデミックにより世界中で医療崩壊が起こる中、「私、失敗しないので」の決めゼリフとともに孤高の天才外科医・大門未知子が帰ってくる。今作では新型コロナ禍の医療現場をモデルに、前作から引き続き日本最高峰の東帝大学病院が舞台。東帝大では感染治療と内科が最優先。かつて花形だった外科は別棟の分院へと追いやられ、不要不急の外科手術は激減。感染危機と新たな権力が渦巻く病院内で、どんな困難にも自らの道を突き進む大門の姿を描く。

 初回は、海外で呼吸器外科医・一木蛍(岡田)と出会った未知子は帰国すると参議院議員・一橋由華(冨永)が主催するパーティーで一木に再会する。その直後、由華が急性胆のう炎を発症して倒れる。未知子は一木と共に、緊急オペを断行しようとするが、院長代理として内科主導の組織改革を推し進める内科部長・蜂須賀隆太郎(野村)が現れ…という展開だった。

続きを表示

2021年10月15日のニュース