高市氏が地元番組でコテコテの関西弁PR!キー局では「標準語使てくれ言われて緊張」

[ 2021年9月10日 17:10 ]

自民党・高市早苗氏
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 自民党総裁選に出馬表明した高市早苗前総務相が10日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に30分間にわたって生出演。奈良県出身らしく、普段見せない流ちょうな関西弁で多くの質問に答え、「勝算は?」との質問に「出るからには勝ちに行きます。頑張ります。総理大臣、関西から出たら初めてですやん」とPRした。実際には滋賀出身の宇野宗佑氏らがおり、奈良から総理が出たら初となる。

 薄いブルーのジャケットに、濃紺のカットソー姿。午前中から在京キー局の番組に出演した高市氏は「標準語使てくれって言われるんで、緊張しました。関西の番組、かなり楽な感じです」と関西弁のイントネーションで話し、「~したらアカン」「手、つけへんかったら」「書きますやんっ」「ぎょうさん」など親しみある言葉でアピールした。

 92年、31歳で参院選に初出馬し落選。その年に評論家として当時の同局人気番組「あどりぶランド」にゲスト出演した29年前の映像も流され「変わり果ててますね」と苦笑いした。「よってたかってインタビュー」のコーナーでアナウンサーの質問攻めにあったが、この日も視聴者、出演者らからの矢継ぎ早の質問に対応。「ロックダウンできるのか?」の質問には「今は、法律的にロックダウンできません。でも、エボラ出血熱みたいな亡くなるまでの時間がすごく短い。ああいった感染症が入ってきた時の備えとして、いざとなったら使える法律をこさえとくのはやってもエエと思います」と答えた。

 さらに「選択的夫婦別姓をどう思うか?」や「大阪、維新との関係は?」などに「通称として(夫婦別姓を)使える環境を整える」「万博は絶対に成功させなアカン」などと話した。森友問題についても言及。「大阪で起きたこと。1人の官僚の方が命を絶たれて。痛ましい。ご家族は耐えがたいこと。再発を避けたい。文書の改ざんは絶対にやらせない。再発させないことに力を入れたい」とした。

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2021年9月10日のニュース