野口五郎 50周年コンサートで岩崎宏美とデュエット曲披露 45年前の出会いは強烈だった!?

[ 2021年9月10日 21:00 ]

デュエット曲「好きだなんて言えなかった」を初披露した野口五郎(右)と岩崎宏美
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 歌手野口五郎(65)が10日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで50周年特別コンサートを開催した。ゲストに岩崎宏美(62)が登場し、デュエット曲「好きだなんて言えなかった」を11月24日に発売することを発表。観客の前で初披露した。

 公演の終盤、岩崎が登場するとファンの拍手が鳴り響いた。同じ70、80年代にアイドルとして活躍した2人。野口は1971年に15歳で、岩崎は4年後の75年に16歳でデビューした。歌番組をはじめ、87年の日本初演のミュージカル「レ・ミゼラブル」でも共演している。

 岩崎はデビュー当時、既にスターだった野口に初めて声を掛けられた瞬間を強烈に覚えている。「歌番組の時に足を組んで座ってたら、“女の子が足なんて組むもんじゃないよ”って。気むずかしい人だと思った」と明かすと、野口は「よく覚えてますよ。心から反省してます」とおどけながら謝罪。岩崎は「こんなに話せるようになって不思議です」と笑った。

 今回のデュエットのきっかけは昨年10月、BS日テレ「大人の名曲ライブ 今宵☆jazzyに!7」で共演したこと。2人はカーペンターズの「スーパースター」などをデュエット。この打ち合わせで音楽について語り合い、意気投合したという。

 野口は岩崎について「歌番組なんかで、さだまさしさんや谷村新司さん、布施明さんとデュエットされてた。僕らはその下の世代だから、一緒には歌っていただけないと思っていた」と明かすと、岩崎は「勘違いですよ」と笑顔で話し、2人の曲を披露した。

 11月から東名阪の3都市でデュエット公演を開催することも発表。野口は「同じ年代の人にエネルギーやパワーを与えられると思う」と力を込めた。

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2021年9月10日のニュース