橋下徹氏 東京コロナ過去最多3177人に「政府は何も言わず五輪を突き進んでいる。きちんとした説明を」

[ 2021年7月29日 09:04 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が29日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都で28日に新型コロナウイルスの感染者が新たに3177人報告されたことに言及した。

 27日の2848人を上回り、初の3000人台となって2日連続で過去最多を更新。6人の死亡も確認された。直近7日間を平均した1日当たりの感染者数も1954・7人に達し、1月11日の1861・1人を上回って過去最多となった。前週比は153%。前日と比べ、入院患者は131人増の2995人に上り、うち重症者は2人減の80人。

 橋下氏は「新規感染者数だけで一喜一憂する必要はないと思う。重症者数とか死者数とか、重症者の手前の中等症の2というところの数字も見ていかなければいけないと思う」とした上で、「政府、国のメッセージが大混乱している」と指摘。そして「政府の分科会の方はヤマ場だと。注意をしてほしいと。ただ東京都の方はそんなに不安にならなくてもいいという趣旨のことを言っている。で、政府は何も言わず、とにかく五輪を突き進んでいる。きちんとした説明が必要ですよね。この感染者数についてどう考えるのか」と自身の見解を述べた。

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2021年7月29日のニュース