マツコ 自身への容姿いじりを歓迎も…さんま困惑「言うた方があかんねん」

[ 2021年6月6日 19:23 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(48)が、6日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」(日曜後6・30)に明石家さんま(65)と出演し、昨今のコンプライアンス事情に対する思いを口にした。

 番組では、マツコがさんまと初共演した、「恋のから騒ぎ」のパロディー番組「さんまのホントの恋のかま騒ぎ」(TBS)の当時の映像を放送した。同番組は11~13年にかけて5回、放送されたが、さんまが「テレビ局が制作費が厳しくなった折で…」と放送終了の理由を語ると、マツコは「でもあの番組の場合はね、制作費よりもコンプライアンス問題だと思う。今だったらとてもじゃないけどカットなのが、全然オンエアされてたよ」と推測した。

 テレビでの容姿いじりがコンプライアンスに抵触する可能性があるとして、自粛傾向にある中、マツコは「やっとオカマが自由を手にしたと思ったら、コンプライアンス違反だったのよ」と肩を落とした。さんまも「女芸人でも『すみません、さんまさん、ブスいじりして下さい』って言うねんけどもな」と裏話を披露。「かわいそうでかわいそうで。そいつがネタがあるわけだから、『来て下さい』って言うけど、『いや、(ブスいじりを)言った方が損するやろ』って話」と続けた。

 マツコは「私はいいよ?みんな」といじりを歓迎。さんまから「あかんねん。言うた方があかんねん」と止められると、「言った後に私が言うから。『この人が悪いんじゃない』って。いじられなくなったら終わりだから」と困った表情を見せた。

 マツコが期待するのは、「さんまのホントの恋のかま騒ぎ」の復活放送。「やってみようよ、勇気を持ってもう1回。無理だったらみんなで土下座するから」と、ただならぬ思いを打ち明けた。さらに「もう1回、みんなに気づいてほしい。バケモノって、すてきなんだよ?おもしろいんだよ、バケモノって。気づいて欲しいの。あと、忘れないで。私もバケモノなんだからね?みんな。慣れって怖いんだよ?」と付け加え、笑わせていた。

 さんまが「やれる機会があればやってみたいと思いますよ」と話すと、マツコは番組スタッフに「すぐ動いてね。さんまさんOKって言ったから」と呼びかけていた。

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2021年6月6日のニュース