清原和博氏　家も借りられず…どん底を実感「どうやって人生立て直していったらいいか」

清原和博氏
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　元プロ野球選手の清原和博氏（53）が25日放送のテレビ東京「出川＆飯尾のどん底さん家にお邪魔します。」（後4・00）に出演。人生の“どん底”という現在について語った。

　数々のどん底を経験し、荒波を乗り越えてきた大苦労人の出川哲朗（57）と「ずん」飯尾和樹（52）が人知れずさまざまな悩みを抱える“どん底さん”のもとを訪れて、“ざっくりとした正解”を導き出し、どん底からはい上がらせる番組。

　出川と飯尾は清原氏が待つ焼肉屋へ。2人とも野球ファンということもあり、清原の思わぬ出演に「あり得ない、あり得ない！」「え～っ！」「何やってるんですか？」と驚きを隠せず。清原氏は番組のオファーを受けた理由について「“どん底”を救ってくれるってことで。ピッタリじゃないですか」と笑顔を浮かべた。

　清原氏は16年に覚醒剤事件で逮捕され、昨年6月に執行猶予が明けた。この日、会場となった焼肉店について「ここのオーナーさんは事件が起きた後に弁当届けてくれた」と説明。「保釈されて、入院している時に、マスコミの皆さんに焼肉弁当を差し入れした。ここの焼肉屋さんなんです」と続けた。

　現在の状況について、どん底という意識はあるか？との質問に「あります、あります」と清原氏。現在、引っ越しを考えているというが「まず僕の名前でダメ」と家を借りることができないという現実の厳しさを痛感。「今までとんとん拍子で来て、ああいうことがあって、ハッキリ言って、タクシーに乗っても1万円札を渡して『釣りあげるよ』って言ってたけど、タクシーメーターが上がるのが怖くなってきた」と明かした。

　今年の8月に54歳になる清原氏。「どうやって人生立て直していったらいいか、そればっかり自問自答しています」と語った。