第70期王将戦七番勝負第4局 あすから立川市「SORANO HOTEL」で開催 対局場で前日検分

[ 2021年2月12日 17:32 ]

<第70期王将戦第4局>対局室を検分する渡辺王将(左)と永瀬王座(撮影・吉田 剛)
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 将棋の第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)はあす13日、東京都立川市のSORANO HOTELで第4局が始まる。12日、開幕から3連勝で3連覇に王手をかけている渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=と挑戦者の永瀬拓矢王座(28)がともに現地入りし、対局場を検分した。

 午後4時19分、両対局者が対局室に参集した。立会人を務める谷川浩司九段、副立会の中川大輔八段とともに対局で使用される盤駒の確認のほか、照明、室温、換気のタイミング、電動カーテンの操作方法などを確認した。

 第4局の舞台は、本七番勝負協賛社の株式会社立飛ホールディングスが保有し、2020年6月にオープンし「SORANO HOTEL」の一室。通常は客室として使用されている部屋を“王将戦仕様”に改造している。

 対局は13日午前9時開始。持ち時間はそれぞれ8時間、第4局は永瀬の先手番で行われる。

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2021年2月12日のニュース