小島慶子 “エア離婚”継続もコロナ禍で夫への思いに変化「代わりのきかない人」

[ 2021年2月12日 14:29 ]

小島慶子
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 タレントでエッセイストの小島慶子(48)が12日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。“エア離婚”を公表している夫への思いの変化を語った。

 小島は14年、2人の子供たちに日本以外の教育を受けさせたいと、自身が3歳まで過ごしたオーストラリア・パースに家族とともに移住。現在、結婚21年目で元テレビディレクターの夫は専業主夫として家事全般をこなし、コメンテーターやエッセイストとして活躍する小島が日本で仕事をして家族を支えている。長男は大学1年で次男は高校1年だという。

 小島は改めて自身が公表している夫との“エア離婚”の関係について説明。「子育てをしている間はかけがえのない育児パートナーなんですけど、長男を生んだ直後に夫との間で夫婦間の危機がありまして」と背景を明かし、3年前に「子育ての終わりが見えてきたので、じゃあ“子育てが終わる時点で私たちの関係をどうするか、離婚の可能性も含めて考えることにしない”って言って。次男が大学に入る時点で離婚するかもしれないし、事実婚になるかもしれないという話になったんです」とした。
 
 家族会議でも“エア離婚”は了承されているとしたものの、昨年長男には「ほかに好きな人いるの?」と聞かれたこともあり、「働くのが忙しいし、仕事が楽しいから。そんな暇はないし、あと結婚生活とか恋愛はパパとの間で十分味わい尽くしたからもういい」と話したとした。現在はコロナ禍で日本にいるため1年間家族とは会えていないが、毎朝晩にテレビ電話をしているという。

 その中での夫との関係については「去年全然会えなかったので、いつ次会えるかわからないですし、万が一、私や彼が感染してそのまま死んでしまうことも可能性としてはあるので、死んでしまうことを前提に家族のことを話し合った結果、こんなに真剣にお互いのことを心配して、いろんな事務的なことを話し合える人はいないので特別な人なんだなと感じました。代わりのきかない人だと思いました」と語った。

 司会を務める黒柳徹子(87)からは「じゃあ別れるという話はそこで立ち消えになったと思ってもいいんじゃないですか」と振られたものの、小島は「あと3年ありますから、ゆっくりと考えながら、子供が巣立った後、どういう関係で生きていくかというのを考えたいと思います」と“エア離婚”解消については否定した。だが最後には「夫と子供たちに早く会いたいです。みんなとハグして、次男と背比べしたいです」と笑顔。黒柳が再び「そうこうしているうちにご主人とのこともいつの間にかうっすらとなっていくんじゃない」と話すと、小島も「そうですかね。そうだといいな」と返していた。 

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2021年2月12日のニュース