舛添要一氏 参加選手減で東京五輪の価値低下を懸念「一流どころが来なくて本当に世界一だろうか?」

[ 2021年1月24日 20:15 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が24日、インターネット放送ABEMAの「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演し、開催の可否が注目されている東京五輪について私見を語った。

 新型コロナウイルス第3波の渦中で、11都府県に緊急事態宣言が出される中、舛添氏は「第4波が来たら(五輪開催は)アウト」と断言。世界中から選手など人が集まるイベントだけに、「世界中から人が来なければいけない、アメリカもヨーロッパもひどい。日本だけでやるわけにいかない」と、世界的に感染者数が減らない現状を指摘した。

 また、「世界の一流どころが来なくて、半分しか来ないでやって、本当に世界一だろうか?というのもある。難しい」と、出場選手の気持ちを代弁。MCの千原ジュニア(46)は、「競技によっては参加選手3人、みたいなことがあるかもしれないですよね。どうなったってメダル決定みたいな」と話した。

 開催の可否は東京都、組織委員会、政府が決めることになるが、最終的には国際オリンピック委員会(IOC)の判断になる見通し。舛添氏は「IOCは国際社会の動きを見ている。そうすると、国際社会が『やるのはどうかな』と言った時に、押しきれないかもしれない」とも推測した。

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2021年1月24日のニュース