「純烈」白川裕二郎 「左肩腱板断裂」で24日に手術 来月には仕事復帰予定

[ 2020年11月24日 05:30 ]

「純烈」の白川裕二郎
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 4人組歌謡グループ「純烈」のメインボーカル、白川裕二郎(43)が左肩の腱板を断裂し、24日に都内の病院で手術を受けることが23日、分かった。

 関係者によると、白川は左肩に慢性的な痛みを感じていたが、今月上旬に左腕が上がらなくなった。病院で診察を受けたところ、上腕骨と肩関節を結ぶ腱が切れていることが分かった。

 肩の腱板損傷は、患部を固定しての保存療法という選択肢もあるが、手術による根治を選択。内視鏡で切れた腱をつなぎ合わせる術式が採られるという。

 所属事務所はスポニチ本紙の取材に白川の手術と入院を認め「ファンの皆さまに心配をおかけし、大変申し訳ありません。入院は1週間未満となる見込み」と説明した。来月1日のNHK「うたコン」(火曜後7・57)生放送が、復帰初仕事になる予定だという。

 純烈は16日に、3年連続となる大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」出場を決めたばかり。医療関係者によると、肩の腱板損傷の手術後は、一般的には3~6週間程度、三角巾や肩関節装具を使い患部を固定しながらリハビリを行う。本番まで5週間ほど。影響を心配する声も上がりそうだが「紅白に向け不安を取り除くため、手術を選んだ面もあると思う。医師の指示に従って無理しなければ問題ないのでは」と同関係者。純烈らしい明るいステージが見られることが心から待たれる。

 ◆白川 裕二郎(しらかわ・ゆうじろう)1976年(昭51)12月11日生まれ、神奈川県出身の43歳。元力士で、95年に初土俵を踏むが、ケガのため翌96年に引退。俳優に転身する。02年放送開始のテレビ朝日「忍風戦隊ハリケンジャー」のカブトライジャー役でデビュー。07年、結成メンバーとして純烈入り。1メートル85の長身と端正なマスクで人気が高い。

 ▽肩腱板損傷 肩周辺の肩甲下筋、棘上(きょくじょう)筋、棘下(きょっか)筋、小円筋の4つの筋肉の腱が集合して板状になっている部位が、部分的または完全に断裂する症状。40代以上に多く発症年齢のピークは60代。原因は加齢と外傷が大半で、投球のしすぎなど過度な負担でも生じる。4つの腱が全て切れることはごくまれで、肩に力が入りにくくなるだけで、痛みを覚えないケースも多いとされる。

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