コロナ禍の紅白 会見も“新様式”のソーシャルディスタンス

[ 2020年11月17日 05:30 ]

「第71回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表 ( 2020年11月16日 )

第71回紅白歌合戦
Photo By スポニチ

 毎年恒例となっている会見も今年は新様式で行われた。例年は初出場の歌手、グループがズラリとステージに並び、全員そろったまま質疑応答が行われてきた。今年はソーシャルディスタンスを確保しながら初出場者たちが全員そろって最初に集合写真を撮影。その後はグループごとに個別での会見となった。入場を許された媒体も一部に限定され、各社の取材人数も2人に制限された。

 【コロナ禍の紅白】
 ▼演出 NHKホールだけでなく、屋上や駐車場など施設全体を幅広く使用した演出が検討されている。クレーンカメラをダイナミックに動かしたり、ホール内にドローンを飛ばすなど、これまでにない撮影も可能となるため、アニメ映像を派手に展開する演出に期待が高まる。大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の主題歌を歌うLiSA(33)、元「℃―ute」の鈴木愛理(26)とコラボした楽曲がアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の主題歌に使用され話題の鈴木雅之(64)のパフォーマンスにも注目。
 一方で、8月に行った同局「ライブ・エール」では、シンプルに歌唱力で聴かせる演出も反響を呼んだ。Superflyや石川さゆりら実力派アーティストの歌唱からも目が離せない。

 ▼採点・審査 エンディングの採点で観客が掲げる紅白のうちわを集計する“野鳥の会”は出番がないことが予想される。近年ではステージ横に位置していた審査員も今年は客席で見守ることになりそうだ。

続きを表示

2020年11月17日のニュース