日向坂・小坂菜緒 センターの重圧を長文で告白「先頭に立つのは何よりも怖かった」

[ 2020年8月12日 13:57 ]

日向坂46小坂菜緒
Photo By スポニチ

 女性アイドルグループ「日向坂46」の小坂菜緒(17)が12日までに、グループの公式サイトで自身のブログを更新。これまで務めてきたセンターとしての思いを長文で書き込んだ。

 9日深夜放送のテレビ東京「日向坂で会いましょう」(日曜深夜1・05)で、9月23日発売のアルバムに収録されるリード曲「アザトカワイイ」のフォーメーションを発表した日向坂。これまでデビュー曲「キュン」から4作連続でセンターを務めてきた小坂は今回、フロントのセンターの左のポジションという位置となった。

 番組内では涙ながらに「4作連続で(センターを)やってきて、これが続いていくのが、ずっと怖かったところはあった」とプレッシャーについて語り、今回の位置に「ちょっと安心感がある」と率直な気持ちを告白していた。

 ブログでは「ずーーーっと、なんて言おうか、なんて書こうか。言葉にできない何かが、目の前にある状態で、すごく難しい」としたうえで、「でも、いつの日か思っていたこの時が来ましたね」と投稿。「いつか、必ずセンターを外れることが来る事は分かってました。こんな事を言っていいのか分からないけど、内心は、4thの時点で“恐らく、このシングルが最後だ”って思って活動していました。だから、心構えはしてありました」と明かし、「でも、いざこうなると、解かれた安心感なのか解放感なのか、外れた悔しさなのか悲しみなのか、よく分かりません」と心境を打ち明けた。

 小坂は2期生であることから「正直なことを言うと、先頭に立つのは何よりも怖かったです」と重圧もあったという。さらには「自分が自分に求める様々な『力』に辿り着けなくて、最終的には、自分自身からプレッシャーや不安をかけて、首を絞めてました」とも。

 それでも今回、ポジションが変わったことで「ひとつの大きな鎖が私を自由にし、新しい景色を見せてくれる今までとは違う『なにか』が、自分を成長させてくれるんじゃないかって期待しています」と前を向く小坂。「次いつ来るか分からないけど、またいつか、挑戦できる時が来るならば、その時は今まで以上に逞しい姿を見せたい。もっと強くなれるように頑張ります。ここが小坂の第1章の終幕だとするならば新たなる物語、第2章の幕開けだ」と意気込み、「これからも、小坂菜緒の応援をよろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。

続きを表示

2020年8月12日のニュース