高岡蒼佑 俳優業引退を発表「気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました」

[ 2020年8月3日 04:02 ]

高岡蒼佑
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 俳優の高岡蒼佑(38)が3日、自身のインスタグラムを更新し、俳優業を引退することを報告した。

 高岡は「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます」とつづり、その理由を「体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました。役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。誇れる才能も御座いません」とつづった。

 高岡は前日からカウントダウンのように数字が表記された画像を投稿。2日の午後には「17歳から俳優として作品作りに携わらせていただきましたが、38歳の今、俳優人生にもう思い残す事は何もないと感じております」とし「この決断を誰1人にも相談していません。何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます」とつづっていた。

 そして、3日に日付が変わった深夜に俳優引退を報告。「期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。今後はどうかそっとしておいてください」とし、「本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。21年間、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めた。

 高岡は99年テレビ朝日系のドラマ「天国のKiss」でデビュー、その後映画「バトル・ロワイアル」、「パッチギ!」「ROOKIES ルーキーズ」などに出演。07年には女優の宮崎あおいと結婚したが、11年に高岡がツイッターで韓国ドラマなどを多く放送するフジテレビの姿勢に疑問を投げかけたことで騒動になり、その後、離婚。18年には一般女性との再婚を発表、すでに2児の父であることも報告している。最近では今年の正月のTBS系「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」にも出演していた。

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