藤井聡太棋聖、タイトル獲得後初対局で菅井竜也八段を破り白星で飾る 日本シリーズJT杯

[ 2020年7月18日 17:36 ]

<将棋日本シリーズJTプロ公式戦1回戦第3局>対局する菅井八段(右)と藤井棋聖(提供・日本将棋連盟)
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 将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦」の開幕戦1回戦第3局は18日、東京都渋谷区のシャトーアメーバで指され、藤井聡太棋聖(17)が103手で菅井竜也八段(28)に勝利し準々決勝に進出した。次戦は豊島将之名人・竜王(30)と激突する。

 棋聖獲得後初対局、さらには17歳最後の対局とあり、大きな注目を集めた一戦を白星で飾った。両者ともに、小学生時代に「テーブルマークこども大会」での優勝者で、ともにプロとして大舞台への凱旋となったが、藤井は「一つの憧れの舞台。去年は1回戦で負けてしまったので、この舞台で勝てたことをうれしく思います」と笑顔を見せた。

 一方、2018年大会で準優勝した経験を持つ菅井は、対局前に「精いっぱい力を発揮できるように頑張りたい」と語っていたが、1回戦での敗退となった。

 対局の途中で「封じ手」が入るのも特徴の棋戦。解説を務める藤井猛九段の指示で、聞き手を務める矢内理絵子女流五段が両対局者に合図を送り、先手番の藤井棋聖が35手目を封じる予定だったが、集中のためか連絡が対局者に伝わらず藤井棋聖がそのまま“パチリ”。不穏な空気に両者があたりを見回し、藤井が37手目を封じる一幕もあった。

 本棋戦は、持ち時間各10分、切れたら1手30秒未満、考慮時間各5分と公式戦では最短。例年、全国各地で公開対局として開催されるが、今期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、開幕局から準々決勝3回戦までの7戦がスタジオでの無観客対局と予定されている。渡辺明王将(棋王、棋聖との3冠)が2連覇中で、9月22日の2回戦から登場。広瀬章人八段―高見泰地七段戦の勝者と対戦する。

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