出川哲朗明かす 「尊敬に値する」バナナマンのすごさ「使われないのに必ず一生懸命やる」

[ 2020年7月16日 13:09 ]

お笑い芸人の出川哲朗
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 タレントの出川哲朗(56)が15日、TBS「バナナサンド」(水曜後11・56)にゲスト出演。番組MCのバナナマンを「尊敬に値する」とほめちぎり、2人の“すごさ”について語った。

 「テレビでずっと言いたかったんだけど。バナナマンはとにかくスゴい。バナナマンのことを実はスゴい尊敬してまして」と切り出した出川。

 その理由について「VTRだけ見ている番組なんて、スタジオ部分はほとんど使われない。でも、絶対使われないのが分かっていて、この2人、毎回、オープニングから全力で毎回同じことやって、スタジオはすごいウケる。でも、絶対に使われないのよ、この番組はVTRから始まるから。オープニングなんか絶対使われないから。毎回やるの。でも、絶対に使われないのよ」と番組収録のスタート時の姿勢を絶賛。「後ろ(後列)のゲストを盛り上げようと必ず一生懸命やるのよ。たぶん、その流れは絶対に使われないのに…。使われないのに、ちゃんとやるのよ。VTRを見ててもVTRにツッコむのよ。そんなのほとんど使われないのよ」と続けた。

 タレントの関根勤(66)もかつて「哲っちゃん、バナナマンは手を抜かないね~」と言ったことがあったといい、出川は「正直、設楽なんて番組なんて流していいのよ。あんな帯やってメインゲストやってるのに、今も100%の力で全員のゲストに振って、それぞれへんてこりんな空気になってもその人をおいしくして、使われないのよ、そんなの」と力説した。

 バナナマンの2人は思わぬ称賛に「うれしいね」と喜びつつも、オンエアでは“使われない”という出川の言葉に、日村勇紀(48)は「俺ら全然使われないっすね。言うことが面白くないんですかね?」とポツリ。設楽統(47)も「なんでそんなに使われないんですかね…ほめてくれてるのにどんどんへこんでいく。全然使われないんだよな…」とボヤキ、笑わせた。

 それでも、出川は「この2人は絶対に手を抜かないでずっとやり続けてるから俺は本当にこの2人を見ていて、尊敬に値するなって。こんな話、言う機会ないから。(頑張りは)伝わってますよ、ちゃんと」と力を込めた。

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2020年7月16日のニュース