“おらが町のスター”藤井七段に熱視線 タイトル奪取見越し“似顔絵オムライス”も準備OK

[ 2020年7月2日 05:30 ]

第61期王位戦7番勝負 第1局第1日 ( 2020年7月1日    愛知県豊橋市 )

 藤井の地元・瀬戸市では、愛知県下で初めてタイトル戦を戦った“おらが町のスター”に熱視線を送った。

 1階に応援メッセージ1100枚以上が貼られている名鉄・尾張瀬戸駅横の商業ビル「パルティせと」では、パブリックビューイングのスペースを用意。映像を食い入るように見ていた加藤弘子さん(76)は「藤井くんは“瀬戸市民全員の子供”みたいなもんだから」とほほ笑んだ。

 同ビルに入る喫茶「スマイル」は、早くもタイトル奪取を見越して臨戦態勢。獲得翌日から2日間の昼時、ケチャップで似顔絵を描いたオムライスを通常と同じ800円で、1日限定30人に提供することを決定。店主の鈴木松子さん(53)は「いつでもOK」とXデーを待ちわびた。

 近くにある、せと銀座通り商店街では、空き店舗を利用した“シャッター大盤”を考案した洋服店経営の飯島加奈さん(39)が実況。「全部の対局を見ている。(私たちの応援が)力になればいいな」と話していた。

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2020年7月2日のニュース