笠井信輔アナ SNSの発信続けたのは「社会と自分をつないでおくクモの糸 すがる思い」

[ 2020年5月15日 12:10 ]

笠井信輔アナウンサー
Photo By スポニチ

 悪性リンパ腫の治療のため休養していたフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が、15日に文化放送のラジオ番組「くにまるジャパン 極」(月~金曜前9・00)に自宅からリモート出演し、仕事復帰した。

 笠井アナは入院中、頻繁にブログやインスタグラムを更新。闘病の様子を発信し続け、注目を集めた。それらの発信に「元気づけられた」などのコメントがあったことについて聞かれ、「とてもありがたい」と笠井アナ。そこで「自分自身は水泳選手の池江璃花子さんに励まされてきた」と白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)の姿に勇気をもらったことを明かした。

 笠井アナは「ちょうど彼女が1年間の入院を経て退院したのが私の入院の2日前だった。彼女は白血病で、僕よりも症状はきついものがあったようでして、その彼女が復活してきて、『次の次のオリンピック目指します!』っていう、インタビューを見た時はまあ、泣きました」としみじみ。「こんな若い子が18歳で、これからの人生、白血病ともに生きていく!という中で、自分が56歳、こんなことでくじけちゃいけないと思って」と続けた。

 さらに「自分自身がブログやインスタグラムで自分の症状を伝えることに関しては、そんなに人を励まそうとか、同じ病気の人に頼りにしてもらおうということは中心ではなかった。どっちかというと、自分は伝え手ですから、報道情報番組が長かったものですから、自分が公表することによって世の中とつながっていけるんじゃないかと」と発信を続けた意図を説明。「とにかくフリーになって2カ月でがんが分かりましたので、とにかくこれでもう悪ければ復活まで1年かかりますって言われてました。自分はフリーになって忘れ去られていくなという恐怖感が大きかったので、何か社会と自分をつないでおくクモの糸として、ブログやインスタグラムを使えないかと。どっちかというと、すがる思いでブログやインスタグラムをやっていた」と告白した。

 ただ、結果的には「励まされましたという意見をたくさんいただいた」と笠井アナ。「それにまた力をもらって、がんとともに戦っていく、生きていこうという気持ちになれた。自分もたくさんいたいたコメントに支えられました」と振り返った。

 笠井アナは13日に自身のインスタグラムで「退院後2カ月間は自宅療養」と言われていたといい、「まさか退院2週間で仕事復帰できるなんて思いませんでした。5カ月ぶりの仕事復帰、張り切って楽しもうと思います」と報告。昨年12月に都内の病院に入院し、先月30日に退院した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「紅白歌合戦」特集記事

2020年5月15日のニュース